このサイトは、路線情報、駅の設備情報、駅の構内の状況並びに電車の編成等の各種の情報を言葉で説明した、いわば「ことばの駅情報」です。
最近ではスイカやパスモ等の電子マネーの普及で、多くの視覚しょうがい者が東京メトロ等の地下鉄、JRや私鉄等の駅を利用しています。
以前は活字を把握することが困難な視覚しょうがい者は、切符を購入したり精算等することさえ大きなハードルがありました。
視覚しょうがい者は一人で外出することは大きな負担があり、外出を控え、家に閉じこもってしまうことが多々ありました。
しょうがい者の社会参加と自立には、家から出て社会の中に入らなければ進みません。
その意味では、鉄道等の利用が増えたのは大変有意義なことだと思います。
このような視覚しょうがい者の鉄道利用の増大がある一方で、ホームからの転落事故も増えております。
視覚しょうがい者の転落事故は毎年起こっており、死亡事故も多くみられるところです。
転落事故を防ぐ一番の効果はホームドアの設置が第一ですが、設置の費用等が多額になり、その設置が進んでいないのが現状です。
そんななかで、地下鉄の東京メトロは、東京オリンピック・パラリンピックを目途に、その全線にホームドアを設置するとの報道がありました。

上記のような状況のなかで、事故を防ぐ方法として駅構内の構造をきちんと理解することは、安全な駅の利用につながるのではないかと考えます。
例えば、ホームの数はいくつあるのか、のぼりホームは何番線か、ホームと改札口の位置関係はどのようになっているか等です。
しかしながら、鉄道会社の情報提供は現状のところ、画像や映像等だけであり、画像等を理解することが困難な視覚しょうがい者にとっては情報入手が難しいのが現実です。
このサイトは、視覚しょうがい者にも理解できる言葉の説明による、駅の設備、構造、電車の編成等の各種の情報提供をおこなっており、駅を利用する際の事前情報としても有効です。
このサイトは、各鉄道会社、路線ごとに五十音順等で駅名を示しています。