このページはことばの道案内 ICタグによる誘導システムの説明のページです。

ICタグによる道案内誘導システムのご使用にあたっては、最初にこのページをお読みください。

このページには以下の5つの項目についての説明があります。

目次

1 ことばの道案内 ICタグ誘導システムについて
2 免責事項
3 使用可能な携帯電話の種類
4 専用iアプリのダウンロード
5 システムの使用方法

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1 ことばの道案内 ICタグ誘導システムについて

ことばの道案内サイトWalkingnaviは、最寄の交通ターミナルから公共施設や商業施設への道案内を文章で表現し、視覚にしょうがいを持っている方が、音声ブラウザや音声読み上げ機能付き携帯電話を使用し、目的地までの地図を言葉で聞くことを可能にした地図(ことばの道案内)サイトです。

ICタグ誘導システムの対象となる道案内の経路には、いくつかの通過点に国土地理院が定めた場所情報コードを割りつけた固定タグと呼ばれるICタグが地中に埋設されています。

利用者は携帯電話とケーブル接続された移動タグと呼ばれるICタグを身につけて歩行することにより、移動タグが地中に埋設された固定タグを検出し、その場所情報コードを認識します。

携帯電話の専用ソフト(i-アプリ)は移動タグから場所情報コードを受け取り、ことばの地図の中に設定されている場所情報コードを比較しながら該当する道案内の通過点に関する情報を音声で案内します。

ことばの道案内、ICタグ誘導システムは、NPO法人ことばの道案内(通称ことナビ)が母体となって、その作成・普及活動を行っています。

なお、このサイトは無料でご利用できますが、ご利用にあたっては、事前にWalkingnaviに関するご利用のご案内もお読みください。

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2 免責事項

ウォーキングナビのサイト上に記載されている内容に関しては、細心の注意を払って作成していますが、道路等の状況は日々変化しており、現状と異なっている点も有り得、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。

当サイトのご利用にあたっては、これらの状況をご理解いただき、ご利用者ご自身の判断と責任においてご活用ください。

当サイトで提供する当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当法人および当サイトの掲載施設及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。

ウォーキングナビのサイト上に記載されている内容の著作権は、NPO法人ことばの道案内及び情報提供者に帰属します。当該掲載情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。

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3 使用可能な携帯電話の種類

らくらくホン6、らくらくホン7がご使用いただけます。その他の携帯電話ではご使用いただけません。

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4 専用iアプリのダウンロード

このシステムをご使用するにあたっては、専用iアプリを予め携帯端末にダウンロードする必要があります。

専用iアプリをダウンロードするには、この説明文の最後の指示に従って実行してください。

ダウンロード完了後に出る確認メッセージに対しては、下記の操作を行って下さい。

1 ソフトの動作を設定してください に対しては、電話帳ボタンを押してください。これにより通信を許可する状態になります。

2、ダウンロードしたソフトを今すぐ使用しますかに対しては、2 使用しないを選択してください。

以上の操作により、専用iアプリのダウンロードが完了し、この画面に戻ります。

専用iアプリをダウンロードされる方は決定ボタンを押してください。

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5 システムの使用方法

ア ご使用の前に

A ICタグとの接続

ICタグによる道案内をご使用頂く時は、ICタグと携帯電話を専用ケーブルで接続しておく必要があります。

携帯電話側のケーブルの接続先は電源コネクタになります。

携帯電話に専用ケーブルを接続した時に、メニュー822から外部機器接続で起動するソフトを設定して下さい が出ます。この時は決定ボタンを押して下さい。

B 移動タグの保持方法

移動タグは、ストラップを付け首からぶら下げるなど、地上から1メートル程度の高さになるように携帯してください。

C ICタグの電源の入れ方

ICタグの平らな面にある1センチほどの円形状の突起を2秒間程押して下さい。電源が入るとピーピーと音がでます。

D ICタグの電源の切り方

円形状の突起を2秒間程押して下さい。電源が切れるとき、ピーと1回音がでます。

E 電池の交換

ICタグにはリチウム電池が内蔵されています。ご使用中に電池残量が一定以下になるとガイダンス文、移動タグの電池残量が少なくなりました。電池を交換してください。が読み上げられます。

この時は、出来る限りすみやかに電池の交換が必要です。使用電池の型番はCR2032です。

イ ICタグを使用する場合の道案内の使用方法

A 目的施設への道案内の選択とi-アプリの起動

ICタグによる道案内誘導に対応した道案内ルートは、ウォーキングナビの施設一覧ページの施設名の後、および道案内一覧ページのルート名の後に「ICナビ使用可」と示されています。

道案内一覧から「ICタグ使用可」の道案内を選択します。

希望する道案内を選択すると、道案内画面が表示されます。道案内画面の2番目に読上げられる「ICナビを使用される時は、ここを選択してください。」を選択します。

選択した後、指定されたソフトを起動しますか? と聞いてきます。この時 1 起動する を選択します。この時点で専用iーアプリが起動され、道案内をサイトからダウンロードします。

ダウンロードが完了すると、ICタグ対応の道案内の読み込みが完了しました が読上げられます。

なお、i-アプリの起動時にICタグの電源が入って無かったり、ケーブルが接続されていない場合はガイダンス文、ICタグとの接続が出来ません。が読上げられます。

この時はi-アプリを停止させケーブルの接続の確認やICタグの電源を入れ直した後、再度i-アプリを起動します。

ICタグによる道案内誘導を使用せずに通常の道案内として使用する場合はこのままで使用できます。

B i-アプリ起動後のキー操作

i-アプリ起動後、目的施設の名称が読み上げられた後の操作は以下の4つのボタンを使用して行います。

1 上ボタンは前の文に移動し読上げます。

2 下ボタンは次の文に移動し読上げます。

3 決定ボタンは文の移動を行わずに再度直前に読み上げた文を読上げます。

4 電源ボタンは、iアプリを終了する場合に使用します。

C 歩行について

ICタグは、点字ブロックに近接して埋設されています。点字ブロックが無い場合は歩道の中心にそって埋設されています。

埋設された固定タグは、移動タグが半径1.5メートルほどの範囲に入ると、場所情報コードを発信します。

歩行に際しては、点字ブロックのある場合は点字ブロックにそって左側を、点字ブロックが無い場合はなるべく歩道の中心そってを歩行します。

D ICタグによる通過点の案内

ICタグが埋設されている通過点に到達した時、ピンポン ZZZです とメッセージが案内されます。

ZZZは、道案内で案内された点字ブロックの分岐など、目的とするポイントの名称です。

なお、ICタグは道案内のすべての通過点に埋設されていません。一部の通過点のみ案内されますのでICタグによる案内を使用しない時と同じように歩行してください。

E その他の案内

目的とする通過点を認識せずに行き過ぎた場合や、目的地と反対方向に歩行した場合など下記のメッセージが案内されることがあります。

ピンポン ピンポン XX番のZZZです。XXは道案内の番号です。ZZZはXX番の道案内で案内された目的とするポイントの名称です。

このメッセージが案内された場合、下ボタンを押すことにより、この位置からの道案内を継続して聞くことが出来ます。

F 道案内の停止

i-アプリを停止する場合は、電源ボタンを押します。

電源ボタンを押すと、終了しますか?、と聞いてきます。この時、1 終了する を選択します。

終了する。を選択すると再度、終了しますか?、と聞いてきます。この時、2 終了しない を選択すると道案内の選択画面に戻ります。

1 終了する を選択するとブラウザが終了し、通常の状態に戻ります。

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